ご質問:「manhattanやbuttonなどの発音ができてる方だと思っていたのですが、動画で先生がご指摘にされてるように、もしかしたら嘘っぽく聞こえているのかもと気になりました。それを自分でチェックする方法はありますか?
回答:
嘘っぽく聞こえてしまう場合、大抵以下の三つの中のどれかが当てはまります。
1)tからnまでの間舌は全く動かないはずなのに
舌先が一旦動いてしまっている。
tの舌裏に溜まった空気圧は
nの時に鼻から漏れるべきで
舌は密閉のままです。
2)tのところで肺からの息の流れを一旦止めて
もう一度吐き出している。
肺からの息の流れは流し続けないといけません。
肺からの息の流れが
tの舌によってブロックされることで
空気圧が溜まる沈黙そのものが
t の音です。
日本語でマンハッウン、バッウンのように発音してみましょう。
この小さいツの部分で、肺からの息を止めてしまっていますよね。
それが誤魔化している証拠です。
正しい物理現象が起きていないために
嘘っぽい音に聞こえます。
3)manhattan、 button共に
あごはぶら下がったまま、あご不動で言える単語です。
それを、tの時に顎が上に上がりたくなる衝動があれば、
日本人の舌は、真ん中に太く固まってしまい
薄っぺらく空気の流れをブロックするべき「垂れ幕」が
できなくなってしまいます。
以上のことをクリアし、
正しくtからnに繋げることができれば、
nが始まった瞬間に
鼻奥で「クスっ」という小さな音がします。
これが「最強英語発音メソッド」で説明している
鼻ぐす音です。
鼻ぐす音ができると
みんな一気に目を輝かせます。
本物の英語の音を
物理現象ごと体験できるためです。
Happy Sliding!
ハルカ
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